春になるといろいろな山菜が芽吹きます。
山菜の王様と言えば「たらの芽(タラノメ)」というほど、
人気がある山菜。
もはや、キング オブ 山菜 でしょう!
ということで、近くの山へキング オブ 山菜狩りに行ってきました。
タラの芽狩りは、探して歩くことが運動不足解消になるし、
動くことで空腹を促し、採れた山菜をさらにおいしくいただけます。
特に育てたわけでもなく、自然に自生した山菜を見つけて収穫して、
調理したてのものを食べるとすっごくおいしいです!
タダで、「なんという、美味しさ!」と感動すること間違いなし!
【タラの芽】を採っておなかいっぱいになる田舎遊び
田舎には、都会では味わうことができない田舎ならではの良さがあります。
そのひとつとして、自然にできている山菜を自分で採って、
食卓におかずの一品として並べることができること。
タダの食材をおいしくいただくことは、
なんてありがたくて幸せでしょう。
田舎バンザーイ!ということで、
田舎ならではの遊びながら自然を満喫する方法をご紹介します。
タラの芽が採れる場所
私は田舎育ちなので、
その辺に勝手に生えているのだと思っていました。
しかし、ググってみるとどうやら違うみたいです。
タラノキは成長が早く、日陰では育ちにくいので、
周囲の植物よりも上に伸びようとまっすぐ上に伸びます。
そのため、ひょいっと顔を出している植物を探すと見つけやすくなります。
タラの芽は、人の手が入った条件に生育します。
山道沿い、林道の道端、伐採跡だったり。
人工的な影響で日が当たりやすくなっている場所に多く生えています。
ポイントは、たくさん枝分かれして育っているタラノキは、
多くの人が採集する木なので、
旬の時期が来ると競うようにチェックすることになるでしょう。
よく芽を摘まれるから、
幹の途中から「側芽」をいくつも出して、
生産・繁殖力をあげて対抗しているわけです。
まっすぐ、すくっと伸びたタラノキは、
採集されるストレスにあっていません。
そのようなタラノキを発見したら、
あなたしか知らない、超極秘のタラノキです。
貴重なタラの芽を採集して召し上がってください。
タラの芽の採り方
タラの芽をつけるタラノキは、
木の形状や枝に生えたトゲなどから
見分けるのが比較的簡単な山菜です。
しかし、ハリギリ(針桐)という山菜と
とてもよく似ていて、間違える人も多いです。
ハリギリも美味しい山菜で、
タラノキよりもトゲが鋭く長いのが特徴です。
タラの芽の採取ポイント
手が届かないところに若芽が生えること ⇒ 「傘」
傘を逆さにして、タラノキの枝をやさしく手繰りよせて枝をたわませます。
革手袋をつけて枝を持ち、枝先端の新芽を採取します。
次のシーズンも採取できるように次のことは守ってください。
枝の途中にできた「側芽」「胴芽」を採取してはいけません。
調理方法
山菜の王様 「タラの芽」を食べよう!
揚げたての天ぷらを
つゆにつけて食べると
ほのかな苦みと香りで
病みつきになります。
この味のとりこになってしまった多くの人が、
旬の時期に近づくと、
タラの芽を求めて山に入ってきます。
私の住んでいる町では、4月下旬ごろから5月中旬が旬の時期です。
地域によって、旬の時期がずれるので
あなたが住んでいる町の旬の時期を
調べてから探しに行ってください。
天然物を採る場合は、旬の前では芽がでていなかったり、
旬になってもウカウカしていると他の人たちに採られてしまったり、
芽が育ちすぎてしまっていることも多いので、
シーズンが始まったらこまめにチェックして採取するといいです。
まとめ
タラノキは、ほとんどまっすぐ上に向かって伸びていきます。
手が届かない位置にできるタラの芽は、
さらにトゲで守られています。
枝をひっかけてたわませるためのフック(傘のようなもの)と
トゲでけがしないように革製手袋があればいいです。
次のシーズンも採取できるように
くれぐれも枝を折ったり、「側芽」を採ったりしないようしましょう
おいしい山菜「タラの芽」でした。